ねぶた祭り初心者におすすめ、青森ねぶた各種違いや参加方法まとめ
こんにちは、祭りシーズンが大好きなほびおです。青森県が誇る、ねぶた祭り。そのねぶた祭りに色々な種類があるのご存知でしょうか。今回は青森県の中でいくつかのねぶた(ねぷた)祭りに出てきたためその違いや参加方法をまとめます。
目次
ねぶた祭りの種類いろいろ
ねぶた祭りと聞くと「あ~聞いたことある。」となる人がほとんどじゃないでしょうか。このねぶた祭り実は種類が一つだけじゃないんです。町や市ごとにそれぞれお囃子や服が違っていて細かく分けると十数種類に及びます。そんな中で青森県では有名なねぶた祭りが3つあります。以下の表にそれぞれの街とねぶたの違いをざっとまとめました。
ひとつ注意していただきたいのが、弘前市のものは、ね”ぷ”た祭りといいます。ねぶたと言うと青森県民は青森市のものをイメージするので注意してください。このように三大ねぶたは上記のようになっています。それでは一つ一つ見ていきましょう。
青森市のねぶた祭り
よく聞くねぶた祭りと言うのは青森市のものをさします。これは唯一観光客が参加できるタイプの祭りとなっています。よくテレビなどで放映されている立体の人形を引っ張りながら道路をうねり歩くお祭りです。横に大きく迫力があります。だいたい道路5車線分くらいの大きさです。
ちなみにこちらは誰でも正装さえしていれば自由に参加可能です。正装はレンタル可能です。レンタルできるお店は下記が参考になりました。
土日はどこのお店もレンタルが混み合うため事前に予約した方がいいですよ~。
掛け声は「ラッセラー、ラッセラー」と声を荒げます。またピョンピョン跳ね続けるためかなりの体力を消耗します。注意点としては、事前にスポーツドリンクなどを片手に参加するのが吉でしょう。かなり汗をかきます。また自ら参加すると山車やお囃子のパフォーマンスがほとんど見えません。そのため少しでも鑑賞したい方は途中で跳ねるのを辞めて列から抜けるか、初めから鑑賞スペースを場所どりするのが吉です。
弘前市のねぷた祭り
続いての弘前ねぷたは鑑賞タイプの祭りとなります。この3つの中では一番上品で大人しい雰囲気のお祭りです。ねぷた祭りでは、扇の形をした山車にねぶた絵が描かれており、ゆっくりとした掛け声で進んでいきます。台車を引っ張りながら歩く点は青森市と同じですが、こちらは自由参加はできません。地元の方と何かしらのコネクションがないと参加は難しいです。ちなみに参加できた場合は、終わった後はねぷた小屋と呼ばれる制作小屋で飲み会があります。
平面に絵が描かれているため、青森市よりもより繊細な表現となっています。前側が男性の絵、後ろ側は送り絵といい女性の絵が大半です。観覧席から一緒に「ヤーヤードー」と声をかけると一体となって楽しめます。
五所川原市の立佞武多(たちねぶた)
最後は五所川原市の立佞武多です。こちらも鑑賞型の祭りとなります。青森市や弘前市と比較すると若干規模は小さくなります。ただし一番祭りの勢いがあります。まず掛け声が「やってまーれ、やってまーれ」です。かなり喧嘩ごしの雰囲気でまくり立てます。さらに正装が厳ついです。前掛けと全身総柄のタイツみたいなものを着るのですが、全員ヤンキーに見えてきます。ここまで厳ついイメージばかりですが、山車については一番迫力があります。とにかく縦にでかい。そのため鑑賞するという点では他の2つより楽しめます。
規模が小さいため祭りの時間も比較的短く、飽きる事無く最後まで楽しめます。
まとめ
実は知っているようで知らない祭り、ねぶた祭り。今回は主な3つのねぶた祭りを取り上げました。規模はさらに小さいですが、他の街でもねぶた祭りは開催されており、そちらではローカルな雰囲気を楽しめます。町ごとにそれぞれ違った雰囲気やお囃子、太鼓のリズムをがあり皆さん自分の町に誇りをもっています。青森へ祭りを見に行く際は青森市だけでなく是非いろんな町のねぶたをご覧になってはいかがでしょうか!