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20代メーカー勤務海外駐在員。モノ、お金、海外生活のあれこれ

オーストラリアで新車を購入。買うまでに必要なことや手続きまとめ

カーディーラーのイラスト

こんにちは、オーストラリアで海外駐在中のほびおです。生活に車が必要なためこちらに来てから3週間ほどで車を手に入れました。オーストラリアのディーラーで車を買うまでに行ったお金のことや手続きの流れが当初まったく分からなかったため自分の経験を振り返ってみます。それではまず僕がオーストラリア(NSW)で車を買うまでに行った全体の流れを見ていきます。

 

流れ

  

続いて各項目で行ったことを整理します。

日本にて国際免許取得

オーストラリアでひとまず車を運転するには国際免許があれば十分です。現地で日本の免許から現地免許への切り替えができますが数回役所に行く必要があるうえ、発行までのスピードが遅いため納車後すぐに車を運転する手段として国際免許が必要です。

 

現地の役所で日本の免許の翻訳を依頼

現地に到着して落ち着いたら役所に行きましょう。NSWの場合はService NSWという役所オフィスが点々とあるため、そこでまずは日本の免許から現地免許取得に必要な翻訳資料の作成を依頼します。この翻訳は安くできるほかの委託先もあるみたいです。Servise NSWで行った場合税込みA$77でした。この時翻訳の申込書の控えをもらうので大事にとっておきましょう。この翻訳はいずれ現地免許を取得する際に必要となりますが、申し込みから翻訳書が手元に届くまで3週間ほどかかります。現地免許はなくても車は購入できるためどんどん次に進みましょう。

 

ディーラーで車を契約&デポジットを払う

乗りたい車が決まったらディーラーに行きましょう。ディーラー各店舗のサイトで特選車などの情報がありますが、実際店舗でいろいろ話をするとネットには載っていない在庫などもたくさんあります。営業マンと話をして契約する旨を伝えるとパスポートと国際免許のコピーを取られました。海外生活が立ち上がってない状態ではそれくらいしか身分を証明するものがないですからね。そのあとファイナンス担当とへと繋がれてデポジットとしてA$2000を払いました。僕は現地銀行デビッドカードで支払いましたが初期設定では1日支払い上限が数百ドルになっているため、自分の銀行アカウントにアクセスして上限をあげておきましょう。そして支払いはローンにするのか一括にするのかここで決めます。僕はローンで金利を払うのが嫌なので一括で購入しました。残金は納車時に支払うことになります。その日は契約書をいくつか書いて終了です。ここから納車まで車屋が手続きを進めていきます。

 

REGO取得のために車屋に情報提供

オーストラリアで車に乗るには州に車両情報を登録する必要があります。これをREGOといい、また車両情報と個人の情報を結びつける役目ももっています。このREGO番号が車のナンバープレートに印字されることになります。手続きはディーラーが代理で行ってくれますが、そのためにディーラーに以下のどちらかの情報を提供する必要があります。

・NSW現地免許

または

RMSカスタマーナンバー&住所証明

 

僕の場合はこの段階で免許の翻訳資料がまだ届いてなかったため、現地免許を取得する次のステップに進むことができませんでした。そこで選択肢二つ目のRMSナンバーを取得しました。このためにはまたService NSWに行く必要があります。下記のフォームを提出すると番号を発行してもらえます。当日紙をもらえるので事前に書く必要は特にありません。スムーズに進めるために翻訳依頼時にもらった申込書控えがあるといいでしょう。RMSナンバー発行のために本人確認資料が必要となりますが、銀行カードで大丈夫でした。

ここで取得するRMSナンバーがいずれ現地NSW免許に紐づくため、ディーラーが行うREGO登録のためにはRMSナンバーで事足りるということです。

www.service.nsw.gov.au

 

もう一つのディーラーに渡す住所を示す証明書については、賃貸の契約書で大丈夫でした。電気やガスなどのインフラ系の請求書は入居後数か月に1度しか発行されないため生活立ち上げの初期の段階ではなかなか入手が難しいと思います。

これにてRMSナンバーと住所証明ができたので無事ディーラーはREGOの発行に手を付け始めることができます。ディーラーにはREGOができ次第REGO番号を教えてもらうよう伝えておきましょう。任意保険契約のためにこのREGOが必要となってきます。

 

 

任意保険加入

任意保険は言葉の通り自分で入りましょう。CTPという車購入時に加入する強制加入保険はありますが、対人にしか適用されないため万一を見越してやはり保険は必要です。

相見積サイトでお手軽に見積もりは取れます。しかし営業の電話が登録後ばんばん掛かってくることになります。この辺りは日本と同じです。オーストラリアでは30歳以下の場合割高になります。保険使用時の一時金負担額、補償範囲、車種や駐車場の条件で料金は変わるため自分の懐と相談しながら決めましょう。

日本の保険中断証明書や英文無事故証明書があれば割引を受けることができるため出国前にできることはやっておきましょう。保険適用日を納車日に設定すれば後は車両の残金を支払うだけです。

 

納車当日に残金支払い

 車に乗るための周辺準備が終了すれば納車日に車屋に行って残金を払って受け取りとなります。残金の払い方は銀行振り込みと小切手があります。銀行振り込みは振込額が多いと事前に申請する必要があり面倒だったため、僕は小切手を使用しました。現地銀行の支店にいきその旨伝えると小切手はすぐに発行できます。当日小切手をディーラーに渡し、支払いした旨の契約書を書き終了です。

余談ですが、ナンバープレートの色はオーストラリアの場合自分で選べます。ナンバーの色に特に決まりはありません。州によって基本の色は変わりますがNSWの場合何もしなければ、黄色になるそうです。僕の場合ディーラーオプションで色変更の分が加味された値段になってたため白い無難なプレートに変更しました。

 まとめ

海外で車を買うとなると手続きの全体の流れが想像できないためストレスのもとになると思います。ぜひ一例として参考にしてみてください。 

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