レイマーのスキンステッチUチップMarkを買ったのでレビュー。アンダー3万円には見えない美しさでコスパ最強。
こんにちは、ほびおです。革靴を買ったためレビューします。今回購入したのは安くて手の込んだ作りをすることで有名なレイマーという革靴ブランドで、MarkというスキンステッチのUチップのモデルを購入しました。前回レイマーの雨用ラインナップ、レインシリーズのパンチドキャップトゥを買いましたが、今回のものは通常の晴れ用となります。
前回のものはこちら。
それでは見ていきましょう。
全体像
全体像はとてもスタイリッシュなUチップで美しいです。Annoney社の革を使用しており、非常に滑らかな見た目になっています。木型は5722というものです。レイマーの大石さん本人のブログに5722と0401の比較コメントが非常に参考になったため引用しておきます。
木型0401番と5722番を比較した際の履き心地に関してですが、木型0401番は木型5722番に比べやや幅が広く、踵が絞られている木型となります。
その為、同サイズでも0401番の方が少々ゆったりした履き心地になりますので御留意下さいませ。
(反対に5722番はノーズが0401番よりも少々短く、幅と踏まず(アーチ)が絞られた木型となります。)
尚、甲の高さに関しては共に近い高さですが、甲の駆け上がりは5722番の方が急な為、5722番の方が高いとご案内させて頂いてます!
(引用元http://raymar-shoes.hatenablog.com/entry/2019/12/08/004546
これと似たモデルで以前Knetというモデルがありました。そちらはUチップの先端が縫い合わされているものになり、そっちのほうが格好いいなと思っていましたが、もはや手に入らないので本モデルを購入しました。先端が縫い合わされていなくても美しさは健在しており、とてもU3万の靴には見えません。
詳細
まずはソールを見てみます。
ソールはヒドゥンチャネルという作りで縫い目がすべて革で覆いつくされている高級靴仕様になっています。これがまた美しく眺めているだけでため息が出るほどです。
僕は歩き方の癖でつま先がどんどん減っていってしまうため、つま先にトゥースチールをつけて保護しようか迷いました。しかし靴近所のベテラン靴修理職人に相談したところ、トゥスチールはせっかく作った靴を傷つけるのでもったいないからラバーを勧めるとのことでビブラムのハーフラバーを貼ってもらいました。せっかくきれいなソールですが、ソールは消耗品のため長く使用するために最初にラバーで覆ってしまいました。
表のスキンステッチの部分はこんな感じです。
美しいです。この靴が28,000円で買えたと思うと満足度は高いです。つま先を傷つけないように大事に履きたいところです。
まとめ
コスパ重視の僕にとってレイマーの靴は最高の相棒になっています。レイマーは一定期間販売した後、別のモデルががどんどん発売されていくため、気に入った靴が再販されるかどうかは正直わかりません。いいなと思った靴は思い切って買うことをおすすめします。この靴も大切に履いてどんどん経年変化を楽しみたいと思います。